じんせいとは

わたしの人生とは、とよく考えます。

わたしは考えすぎる人なので、答えなんて出ないとわかった上で、考えます。

 

わたしが思い描いてた未来図は、大学を卒業したらテキトーな会社に入って、テキトーに仕事して、27歳くらいには結婚して、それを機に退職、子育てをしながらパート。楽しい毎日。

そんなのが夢でした。

なんの根拠もなく勝手に叶うと思ってた。

 

何一つ叶わないどころか、たぶんわたしの本当の夢はそんなところにないと最近になって気がつきました。楽な仕事はしたくない。常に自分が成長できる仕事をしたい。やりがいがほしい。結婚したいと言いながら、本当はたぶんまだしたくない。相手いないし(笑)

 

今まで生きてきて、何度も死にたいと思いました。何度も生きたいと思いました。何度もこの世界が嫌だ、生まれてきたくなかった、生きたくないけど死にたくない。初めからいなければよかった、消えたい。だれの記憶にも残らずに何事もなかったように跡形もなく消えたい。って思いました。今も思います。

でも、そんなことはできないし。望まなくてもいつか死ぬので、それまではなんとかがんばって生きてみようと、せめて親が死ぬまではがんばろうと、そう思う。

 

生きてたらいくらでもやり直しがきくとよく言われるけど、結局自分が自分である限り、なかなか変わらない。わたしは何度も同じことを繰り返して後悔したり失敗したりしています。学習能力がないのか、自分が悪いのか。親はいつもわたしはなにも悪いことしてないよと言ってくれます。でもわたしは心のどこかで、自分のこの人生は罰を受けているのだと感じています。きっと前世でよっぽどの悪人だったんだろうなあと(笑)

人生に無駄なことはない、それは確かにそう。でもわたしの人生そのものが無駄なんだろうな。

 

わたしがどれだけ望んでもなれないものに、いとも簡単になっている人がたくさんいる。上を見たらキリがないのはわかってる。その人にはその人の悩みや苦しみがあることもわかってる。

自分以外の人間がみんな羨ましい。わたしよりひどい人間は、そうそういない。

 

猫がかわいい以外、生きていて良いことがない